確かに経営は不格好で、でもおもしろいです!


『不格好経営』南場智子著

週刊ダイヤモンドの紹介記事で見つけたこの本は本当に刺激的でした。DeNAの歴史を創業者の目線で語るのだからすべて臨場感に満ち溢れています。
ドタバタの歴史はテンポよくページが進み、ユーモアも溢れニヤニヤしながら読んでいるといつのまにか涙を誘う。読んでる方もドタバタに巻き込まれます。
マッキンゼー出身でコンサルタントだった著者のコンサルタント感は自分に照らし合わしてフムフムと納得する一方で『そりゃ違うやろ』とツッコミも。違うところを拾ってみれば、それは私が一人のコンサルタントである前に一人の経営者であることからくる違和感だとわかった。納得。
7章の『人と組織』のところは少し理屈じみていて好きになれないけれど、自分が苦手とする『チーム』で進むことについてはやはり『任せる』や『頼る』ことがポイントなんだなぁと頷くだけだった。
この本を読んで欲しい人が頭の中に二人浮かんでいます。一人には今読み終えた本をプレゼントし、もう一人にはギフトで贈ることにします!

夢が1つかないました!!

先日、夢が一つかないました!!どんな夢かといいますと、「和歌山大学の教え子といつか一緒に仕事をする。」という夢です。

和歌山大学でシステム工学関係の講義を受け持ったのは2007年のことです。それから毎年担当させて頂いています。

システム関係の仕事もやりますので「いつか一緒に仕事ができたらいいですね」といつも学生さんには言っていましたが、それが先日かなったんです!!

とある企業さんのシステム開発打ち合わせで協力会社さんが新人さんを連れてきました。名刺交換をしようとしたら「安田先生いですよね?」の一言。和歌山大学の卒業生の方でした。とってもうれしかったです。

学生と講師の関係がビジネス上のパートナーになりました。これからも交流が続く喜びと、これからの成長を見守っていきたいという願いでいっぱいです。

また10月から今年度の講義が始まります。今回のエピソードを学生さんにも話したいと思います!!

「収益改善スパイラルで発展企業を目指せ!!」のテーマで講演してきました!

収益改善スパイラルで発展企業を目指せ!!沖縄県で開催されたASKIDSフォーラムにて基調講演してきました。テーマは「収益改善スパイラルで発展企業を目指せ!!」です。
左の図はそのなかの資料の1ページです。
5つのスパイラル要素を解説しました。
・個々の工事の収益確保
 工事の収益確保のために予算実績管理をはじめてしてMQ会計やEVMの考え方なども解説。
・全ての工事の収益改善
 工事会議のなかで個々の工事を評価するとともに全社で運営管理すべき「改善ペンディングリスト」の活用について解説。
・技術・人材への投資
 ここを一番熱く説明しました。「利益は何に使うのか?」という話です。理念、ビジョン、環境分析、方針・・・その方針に従い投資をすることが必要と申し上げました。
・競争優位性の確保と向上
 競争優位性の6要素。QCDSSEについて解説。
・付加価値工事の受注機会増大
 競争優位性を高めて付加価値の高い工事を実施するうえで、「付加価値性」の分析と見積積算段階で収益グループ分けについて解説しました。
成功のためのヒントをたくさん織り交ぜました。何か1つでも持ってかえってもらえるといいなぁ!!!

工作機械などの製作業で据付工事を伴うなら建設業許可を


建設業許可の工事種類に『機械器具設置工事業』というものがあります。機械の据付が主なものになりますが、機械販売が主でも据付工事を行う販売店は許可が必要になるので注意が必要です。ただし500万円以上の工事を行う場合のみです。
それでも機械器具は高価なものが多く据付工事は軽微なものでもトータルで500万円を超えてしまうケースは多いと思います。
許可の要件を満たさなければ取得はできませんが、これまで10年以上機械器具の据付工事をしてきた実績があれば特に資格も必要ありません。
気になる場合は是非お問い合わせください!
安田コンサルティング
yasucon@ea.main.jp

2920日

今日、7月1日は安田コンサルティングの創業記念日です。おかげさまで8周年を迎えることができました。ありがとうございます。
創立記念日といいましてもいつもの1日と変わりません。経営理念に従い、一人でも多くの経営者を元気にするためにまい進していきます。
【安田コンサルティング 経営理念】
一、私達は、愛で中小企業の経営者を元気にします。
一、私達は、中小企業に関るすべての家族を守り、次の世代に命を繋ぐ社会をつくります。
5年後の2018年ビジョンに向けて少しずつではありますが、前進しております。今後も皆様に支えられながら、理念追求のためにビジョンを現実のものにしていきたいと思います。
これからも安田コンサルティングをご愛顧下さい。
宜しくお願い申し上げます。

建設業の事業継続計画について語ってきました

ASKIDSフォーラム徳島建設業の事業継続計画(BCP)について語ってきました。徳島、高知で開催されました、あさかわシステムズさん主催のASKIDSフォーラムの基調講演です。
建設会社のBCPの特徴は何といっても災害時に自社以外の復旧活動の担い手になるということです。自社の事業継続はもちろん、得意先の事業継続でも重要な役割を占めます。さらには得意先だけではなく地域インフラ整備という社会的役割も果たさなくてはなりません。
国や自治体でもBCPを策定する建設会社を認定し優遇する制度が出てきました。認定制度そのものは計画策定のきっかけ、動機づけになって良いことなのですが、認定のためのBCPとなってしまい形骸化する恐れがあります。
ASKIDSフォーラム高知しかしそもそもBCPというのは企業にとってももっと根幹に位置すべきことといえます。それは経営理念との関係です。
経営理念とは企業にとっての最高の目的。永遠に追及していくものです。そしてその経営理念は企業によって表現こそ違えども、1.お客様に支持される 2.社員を守る 3.地域とともに歩む の3つの要素が含まれます。災害によって事業が中断することは売上収入の停滞に直接つながり、そして固定費の支出は継続していきます。すぐに資金繰りに行き詰ってしまい、「永続性」が危ぶまれ経営理念の追及もストップするわけです。
認定制度がどうこう、よりも「お客様」、「社員」、「地域」を守るために当然に必要となってくるわけです。
そうした想いを伝え、そして策定の仕方、教育訓練の重要性、ITの活用などを語ってきました。

電子入札サイトが急に使えなくなったとの問い合わせ対応備忘録 IE10

IE10電子入札用のPCで入札用に公開されているデータが閲覧できなくなったとの問合せ。
訪問して調査したところ、Internet Explorer10がインストールされていた。 和歌山県の電子入札サイトはInternet Explorer10には未対応でInternet Explorer9に戻す必要がある。
戻す方法は、コントロールパネルから「プログラムと機能」を選択し、「インストールされた更新プログラムを表示」を選択。しばらく待つと一覧が表j氏荒れる。Microsoft Windowsの中にWindows Internet Explorer10があるはずなので選択してアンインストール。削除が完了したら再起動が必要。
 
これで電子入札サイトを無事使えるようになったかと思いきや、もとのInternet Explorer9の設定の中で元に戻ってしまった箇所が2つあった。1つは「ポップアップブロックの使用」を無効にすることと、もう1つは互換表示の設定。それぞれ以下のURLに詳しい記載がある。 https://www.calsism.pref.wakayama.lg.jp/bis_html/bis_notice2.html
これで無事稼働するようになった。
あとはInternet Explorer10が自動でインストールされないように自動更新の設定を変更して完了!!

中小企業大学校関西校での「決算書の読み方」研修がスタート

決算書の読み方今日から3日間中小企業大学校関西校にて「決算書の読み方」の研修講師を務めています。

前回の「財務の勘所」に続く財務シリーズの第2段になります。「勘所」のときは直感にうったえる感覚的な説明が中心でしたが、今回はもう少し細かく説明していきます。

今日のテーマは「経営管理に活かす決算書の知識」ということで、決算書の基本的な知識と管理会計のポイントなどを比率分析を中心に解説しました。

比率分析のところは電卓で計算してもらい答え合わせをして・・・と研修らしい作業で満足感に浸ってもらいつつ、「実は今してもらった作業はコンピュータが1秒でやってくれるのであんまり意味がないんです」と説明し、戦略的財務マンになってもらうためには情報収集や計算はパソコンにやらせて、その結果の分析と意思決定をする部分を担う必要があると伝えました。

管理会計の目的は会社の経営状況の改善にあります。改善しなければ管理会計をする意味がない。すなわち、実際に行動に移すことができるアイデアを出すところまでしなければ効果が出るはずがないし時間・労力の無駄になってしまいます。そこも念押ししました。

あとは損益分岐点分析。財務分析の教科書には必ず登場する単元ですが、そこでも問題提起。変動費や固定費を分解する作業に注力することがいかに無駄であるか。固定費を限界利益率で割って損益分岐点を出すという単純な計算式は限界利益率が違う複数の製品・商品を扱う場合を考えただけで使い物にならなくなってしまうこと。
本当に大切なのはそうした製品・商品1つ1つがどれだけの限界利益を持っているかということだということ。それを売って集めて売って集めて、固定費に充てて利益を得るわけです。目指せ固定費で0からスタートする限界利益の積み上げグラフを書けば、損益分岐点で目標管理ができるということも伝えました。

色々なインプットをしていただきました。明日は決算書を読むことで、いかに経営改善に活かすかを講義します。

残り2日間がんばります!!

中小企業大学校関西校にて「財務の勘所」研修1日目

財務の勘所 中小企業大学校関西校にて「財務の勘所」研修の講師を担当しています。今日(22日)が1日目。
研修の内容は多岐にわたりました。そのなかで一番登場した図柄がこの蛇口とバスタブの絵です。
バスタブは企業の資産を表します。それが枯渇すると経営はストップ。枯渇しないようにしなければなりません。蛇口から売上・収入を得て、底から流れ出る費用・支出を抑えることで利益(バスタブのグレーの部分)が生まれます。こうして資産を増やしていくわけですが、利益がでなければ水かさが減りますから、強引に水かさを増やすためにバケツで水を入れてしまうというのが借入にあたるわけです。
バスタブは貸借対照表を表し、蛇口と底の排水は損益計算書を表します・・・といった話からスタート。
あとは以下のような内容でした。
・経営の中で重視すべきなのは売上、利益、現預金のうちどれか
・その重視すべきものを把握することができる決算書類はどれか
・貸借対照表、損益計算書で見るべきポイントはどこか
・キャッシュフロー計算書をどう使うか(どう作るかは明日のカリキュラム)
・損益分岐点分析の表面上の説明(本当に重視すべきなのは損益分岐点売上高ではなく、限界利益であること)
・財務3表をモデル図として表す方法
・そのモデル図から企業の問題を把握する方法
・キャッシュは在庫、売上債権の滞留時間の分だけ固定化されてしまうこと
・財務3表は経営活動の中でリンクしながら変化していくということ など
明日はワーキング中心の予定です。明日もがんばります!!

建設企業のための経営戦略アドバイザリー事業についての意見交換会に参加してきました

建設企業のための経営戦略アドバイザリー事業についての意見交換会に参加してきました。
冒頭、建設企業がおかれている厳しい情勢についてと本事業の趣旨説明がありました。昨年度からアドバイザーとして登録していますが、本年度から変わった部分があります。それは重点支援と呼ばれている2つの支援です。1つはチームアドバイス支援。もう1つはステップアップ支援です。
チームアドバイス支援は「新事業展開、企業再編、廃業に関して、支援チームを組成し、目標達成に向けて継続的に支援します。」というもの。複数の専門家がチームを形成しそれぞれの得意分野を活かしながら対象企業を支援しようというもの。支援を受ける企業は支援費用の1割を負担します。
ステップアップ支援は「建設業のノウハウを活かした地域の課題解決に資する事業に要する経費の一部を支援します。(最大300万円まで支援)」というもので、すでに公募が始まっています。
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo14_hh_000363.html
公募は6月下旬まで続きますが、申請書を作成するに当たり、このアドバイザリー制度の相談支援が受けられるという説明がありました。相談支援は2回受けられて、1回目は無料。2回目は2,700円と振込手数料が必要です。これを活用して、1回目に新規事業の内容のヒアリング、ステップアップ支援の活用についての相談などを行い、2回目に申請書の作成支援つぃてご活用いただくという流れになります。
活用をご検討ください!!