久しぶりのオフ

 今日は久しぶりのオフ。天気も良かったので近くの蜻蛉池公園にでかけた。事務所から30分もかからない距離である。
 園内マップにはあじさい園とあったのでちょうど季節かと思い足を運んでみた。
Image0010 ほとんど満開で普段みかけないあじさいもみられとてもリラックスできた。
※残念ながら見ている最中に雷雲がやってきたため早々の退散となった。
途中、園内の整備をする造園業の方々を多くみかけた。こうした方々の努力が訪れた方々の目を楽しませているのだと影の功労者を静かに称えた。

プロが教えるリフォーム悪質業者の見分け方

 今日は1冊の書籍を紹介したいと思う。『プロが教えるリフォーム悪質業者の見分け方
 認知症の老人などを狙った悪徳業者の問題が取りざたされて数年経つが、表立った報道もめっきり減ってしまった。しかしこうした問題はほとんど何も解決していない。本書はリフォームを考えている方々がそうした悪徳業者にだまされないために書かれた書籍である。
 本書では悪質業者と悪徳業者を明確に分けて定義している。悪徳業者は特にリフォームを行う技術が無いために耐震設備や防湿材などの物売りに徹して数倍の価格を設定し法外な利益を貪る業者。悪質業者は施工などもこなしリフォーム会社としての体を成しているものの、何か問題(欠陥)があったときに真摯に対応せず顧客が泣き寝入りせざるをえなくなるような会社である。私としては後者となる会社はリフォーム業界に限らず本当に多く存在しているように感じている。
 騙されないようにするにはどうしたらよいか。その唯一の手段は自らが勉強することである。リフォームは完成品を買うのではなくこれから行われるものを買うのであって買う前に試用したり出来栄えを見たりすることはできない。しかし勉強するといってもリフォーム工事について専門的な工法や資材などの勉強をするのではない。リフォームとは会社・職人の信頼と技術・品質を買うということを勉強することが重要だと記している。長く時間がかかるリフォームは施工会社によって品質や出来栄えも異なる。そうした買い物に単純な相見積もりの安値買いは馴染まない。
 また第三者機関による監視・調査の必要性やその調査員の資格制度の導入などを提言している。
 今後リフォームを検討している方、またリフォーム事業に携わっている方、今後参入を考えている方に一読願いたい一冊である。

建設業関係で勧誘が2件

昨日事務所のポストに建通新聞大阪が投函されていた。名刺も同封されておりホームページか何かで当事務所のことを知って尋ねてきたのかもしれない。(昨日は夜まで留守であった。)
新聞購読の依頼かと思っていたが、夜になって電話が鳴った。開発したソフトウェアの広告を掲載しないか?ということであった。ホームページを見たとのことであるが、私のホームページにはどこにもソフトウェアを開発していると記載していない。その時点で少し機嫌を悪くして冷たく対応して終わってしまった。
今朝になってあるソフトウェア会社から電話が鳴った。建設業向け原価管理ソフトウェアを開発したのでアライアンスが組めないかという依頼。実は前職が同様のソフトウェア会社であったこともあり、同業他社からのこうした依頼は断っている。しかしソフトウェアのターゲットは同じであるが価格帯が異なるので是非ということであった。異なるとはどの程度と聞いてみたら同じような価格帯。どうもいい加減な話である。
この2件で、電話での売り込みはいい加減な人が多いという印象を持ちつつ、自分の「建設業向け」という特色が周りにも広がってきたとうれしくもあった。

支援しすぎると・・・

 今日は中小企業基盤整備機構の事業化助成金の締め切り前日であった。何社かの申請支援をしていたが、今日はその最終確認。申請書を書くことは慣れないとなかなか難しい。そのため言葉足らずになったり専門的な説明に偏ってしまったりする。受け取った側は専門知識もその会社のバックグランドも知らないのでどちらの場合でも伝えたい情報は伝わらない。そのため申請書に書く文章にはコツがいくつかある。
 しかしそのことばかりに気を取られると体裁は良いが熱意が伝わってこないものに仕上がってしまうことがある。経営者側もいつのまにか主導が支援者に移ってしまってとりあえず提出できればそれで良いという考えになる。
 ときには突き放すことも大切・・・なのであろうがその加減がまだつかめないでいる。

岸和田テクノフェア2007に参加

 Image0001_1 今日は岸和田市内の浪切ホールで開催されているテクノフェア2007に参加してきた。ものづくり支援協議会のコーディネータ役としての情報収集が一番の目的だ。
 会場には岸和田市を中心として活躍する製造業関係の会社が多く出展されており色々と勉強になった。中でもとある鉄工会社の社長には5面加工と5軸加工の違いなど素人の私に丁寧にご指導いただいた。
 コーディネータとしては市や大阪府、国が行う支援施策の情報提供が主な役割なのであるが、ここでも支援施策についての情報はあまり行き渡っていなかった。府が行う融資制度や販路開拓支援制度などを紹介すると興味深く聞いていただいた。
 今後、市内の会社を巡回訪問する予定である。自助努力を続ける中小企業の支援に少しでも貢献できればと自らの手綱を引き締めた。

連携体構築支援事業への申請は断念

先日ここでも紹介した連携体構築支援事業。申請を検討していた工務店があったが申請は今回見送ることになった。その理由の1つはなるべく費用をかけずに連携体を構築する予定なのでそもそも助成金を申請する必要がないということ。ただ公的機関の認定が得られれば信頼性も増すのでそちらの方が目的としては大きかった。異業種間の連携については今は支援施策も多いためこの連携体の事業内容に合致した施策などの情報提供を行っていきたいと考えている。

無料のプレス発表支援

大阪府の産業創造館にあるプレス発表支援「サンソウカンde記者会見」。販路開拓の1手段としていつも支援先に勧めているのだが、今回は自分でも利用してみた。題材はこの春から販売している「経営事項審査評点アップ対策ノート」である。
Image00341_1 利用の手順は簡単で企業登録を済ませたら早速プレス発表記事を投稿する。プレス発表用の記事は起承転結の結を先に書かなければならない。マスコミ関係者が日々多くの記事を見る中で結論が先に来なければ読み飛ばされてしまうからだ。これは企業のホウレンソウのルールと少し似ている。
投稿したら産業創造館のスタッフの方からいくつか修正依頼がくる。修正対応を何度か行うとマスコミ関係者が閲覧する掲示板に投稿してもらえる。
今日投稿が完了した。経過はここでも紹介したい。
※写真と内容は一切関係ありません。昔、江ノ島水族館で活躍していたという「大吉」である。でかい・・・。剥製は水族館から正面のショップエリアに移設されており、前回そのことを知らず会えないでいた。5月最後の日曜日にめでたく会うことができた。

無線サービスWiMAXに注目

 携帯電話や無線LANなど無線で通信を行う手段が広く利用されているが、山間部などインフラが整わないエリアは無線であっても利用できないことが多い。しかし最近注目されているWiMAXは電波の到達距離が2~10KMと広く通信速度も75Mbpsと高速だ。これであれば今までブロードバンドや無線通信ができなかった山間部、過疎地などでも利用可能となる。建設業においても土木工事の現場などでも通信可能であれば本社との情報交換も綿密に行えるようになる。
 このWiMAXという技術。先月5月15日の日経夕刊にも取り上げられていた。中小企業診断士の経営情報システム科目でも注目したいキーワードである。

小六法を持ち歩く・・・

 行政書士受験のための学習がなかなか進まない。私の勉強法は前回紹介したとおり小六法に学習した内容を書き込んでいく方法で、隙間時間をみつけて勉強するためにいつもカバンに小六法が入っている。もちろんテキストも入っている。そして仕事用のパソコンや書類関係も入っている。おそらく常時10Kgは超えているような気がする・・・頭を鍛えずに腕の筋肉ばかり鍛えているような感じである。
 6月より仕事量が少し減りそうである。そのため今まで以上に本腰を入れて学習するつもりである。
 しかし、やはり法律の勉強は難しい・・・

やはりQC道具はアナログでこそ使える・・・

 考えるための道具、それはほとんどの場合アナログで使うほうが威力を発揮する。先日ある建設会社で工事の工程がいつも遅れがちになる原因を探りその解決策を見出すという会議に同席した。皆でブレーンストーミング的に意見を出し合い、特性要因図にまとめる。ブレーンストーミングも特性要因図にまとめるのも今は良いソフトウェアがありパソコンで作成すればきれいな図ができあがる。しかしその「きれいな図」では会議は盛り上がらず良い解決策も導き出せないことが多い。
 本当の原因や良い解決策は幹の傍にある枝葉に隠れていることが多い。今回の会議も多数の付箋紙に書き出された意見の隅に小さく書き添えられたキーワードが大きなヒントとなった。
 会議は「きれいな図」を作ることが目的ではない。作業に手戻りがあってもよい。その手戻りの間に何かヒントが隠されているかもしれない。白板に付箋紙。この組み合わせは私の中ではまだまだ最強であるように思える。